中国運転免許取得までの道のり①
上海に来た当初から考えてはいたのですが、いよいよ、
中国の運転免許証を取得することにしました!
とは言っても、中国で運転する気は全くありません。自家用車もなく、普段の移動は地下鉄や自転車、タクシーで十分間に合っているので、必要に迫られている訳でもないです。
中国では普段助手席に乗っていたり、交差点を歩いていたりするだけでも「ヒヤッ」とするほど無茶な運転をしている様子をたびたび目にするのですが、そんな環境の中で運転する勇気もないです…
ただ、今後ずっと中国で暮らすうえで免許証を持っていても損はないし、それなら余裕がある今のうちに取っておこう!と、ついに踏み切りました。
日本の運転免許証は既に持っているので(もちろん有効期限内のものでないとNG)、筆記試験を受けて合格すれば中国の運転免許が取得できます。一連の手続きにかかる費用は200元程度。
1から教習所に通って取得するよりはお金も時間もかからず簡単です。
取得までの流れは以下の通りです。
こちらはあくまで上海での取得方法なので、他の地域の方は調べてみてください!
1. 免許証の翻訳(日本語→中国語)
@指定の翻訳機関
2. 筆記試験受験申請、試験日時予約
@上海市公安局交巡警総隊車輌管理所
3. 試験勉強
4. 筆記試験受験→免許証受領
@上海市公安局交巡警総隊車輌管理所
そして先日、運転免許取得までの第一歩…
1. 免許証の翻訳(日本語→中国語)
に行ってきました。
☆必要なもの
- パスポート(外国人居留許可証付)
- 日本の運転免許証
- 翻訳代50元
※外国人居留許可証、日本の運転免許証は残り3カ月以上の有効期限内であること
パスポートも運転免許証も原本を持って行きました。翻訳代も念のため現金を用意。
今回は画像の枠内 2)の、静安寺駅近くにある翻訳機関に行ってきました。
土日休業、午前は9:00-11:30、午後は13:00-16:00の営業です。
※恐らくメールや郵送では対応してもらえないと思います。出かける時間が無い方は問い合わせてみてください。
静安寺駅から歩いて10分くらい。
国旅大厦というオフィスビルの中に翻訳センターがあります。
16階でエレベーターを降りてすぐ。
仕事を途中で抜け、春節前の最終営業日に来たのですが、この日翻訳センターは午前中のみの営業で午後から春節休み。
※事前に電話で問い合わせをしました。中国語で。センターの方がどの程度日本語/英語ができるかは不明です。
11:15にセンターに到着。手続きには15分ほどかかると聞いており、この日の営業時間は11:30までだったので、ギリギリ!
「もう誰も来ないと思って入口閉めちゃおうとしてたのよー」と受付のお姉さん。危ない。
ちょうど私と全く同じタイミングで申請にきた欧米人が1組おり、他に人はおらず空いていました。
手続きは簡単、そしてスムーズでした。
受付窓口でパスポートと免許証を渡し、しばらくして名前を呼ばれたら紙を渡されます。その紙を持って支払い窓口で翻訳代50元を支払い、受付窓口でパスポートなど返却/翻訳された書類を受け取り、終了。
※翻訳された書類は必ずその場で間違いがないか内容確認を!特に年号で書かれた箇所は全て西暦に変換されるので、正しいかどうか要確認です。
第一ステップを無事に終え、免許取ってやるぞ!という意欲が益々高まりました。
春節休み中に試験勉強を進め、休みが明けたら早めに 2. 筆記試験受験申請、試験日時予約 へ行ってこようと思います。
~補足~
上海での運転免許取得方法について、最初に日本の検索サイトで調べたのですが情報があまりなく。更にどれも数年前に更新された内容だったので、現在もその通りの流れなのか?判断材料がなく困りました。
その後中国の検索サイトで調べたところ近年の情報が見つかり、日本の検索サイトで見つけた情報と一致していたので、その通りの流れであることが分かりました。
2013年のものですが、ジャピオンの特集記事が大変参考になったのでリンクを貼ります。
免許を取ってGO! GO! ドライブ | 上海ジャピオンウェブサイト