上海図書館で読書。貸出カードも作ってみた
静かに集中して読書が出来る環境を求め、
上海図書館に行ってきました。
今までに周辺を散歩したり、地下鉄「上海図書館」駅を通り過ぎたことは何度かあるものの、
中に入ったことは無く。
そういえば上海に来てから図書館に行ったことがまだ無かった…
「上海図書館」というだけあって、とても立派な建物です。
地下鉄の駅名にまでなってしまうくらい、この辺りのシンボル的な施設となっています。
今回は自宅からバスで行きましたが、地下鉄の駅を出て目の前にあるところも便利。
荷物検査を経て、ホールに入ります。
まず目に入ったのが、自然光と緑が溢れる、こじんまりとした素敵な雰囲気のスタバ!
図書館内ではなく、ここでコーヒーを飲みながら読書するのもアリ…と一瞬心が揺らぎました。
いやいや、今日は図書館の中で読書をするために来たんだ!
1階には案内カウンターや図書検索カウンターなど、色々な窓口があります。
貸出カードを作る窓口を見つけ、せっかくなので作ってみることに。
※後から分かったのですが、貸出カードが無いと自習スペースに入れません!!!
貸出カードは無料で作成できますが、
本を借りる場合、本の種類によってはデポジットがかかることがあります。
あと、思い返せば子供が全然いなかったけれど、ひょっとすると14歳以下は入れるスペースが限られているのかな?↓
貸出カード作成カウンターでパスポートを見せると、
「後ろのパソコンで必要情報を入力して下さい」とのこと。
ふむ、自分で入力するのね。
どれどれ…
意外と入力情報多いな?!
職場まで入力する必要ある?(任意)
と少々面倒に思いながらも、2分くらいで入力完了。
出力されたレシートのような紙と、パスポートを持って再びカウンターへ。
すぐにカードがもらえました。
表と裏。
ついでにカウンターの人に、1階に自習スペースはあるか尋ねてみると、「無い」との回答。
じゃあ他のフロアにはあるの?と聞くと、
「館内に自習スペースは無いです。バッグなどは全部ロッカーに預けなければならないので、本の持ち込みはできません」とのこと。
あれれ、事前に調べていた情報と違う…?
再度百度で調べてみると、2~4階に自習できるスペースがあるそうです。
良かった、やっぱりあるじゃないの!
というわけで、上のフロアに行ってみます。
上がってみると、早速貸出カードの出番!
カードをかざして読み取り、ゲートをくぐり抜け、奥へ進みます。
本の種類毎に部屋が分かれており、各部屋に複数の机と椅子が配置されています。
吹き抜けから見るとこんな風景。
部屋によっては荷物の持ち込みができないようですが、雰囲気は日本の図書館と変わりない感じです。
パソコンで作業をしている人の多いこと…そうか、みんなこういうスペースで自習しているのね!
ただ、どの席も埋まっている…
平日の昼過ぎに行ったのですが、学生から大人まで、各々読書や勉強をしていました。
寝ている人もいたけどね!席代わってくれ!
そして、廊下にもところどころに自習スペースが。
こちらの席は飲食可能な様子。
でも、こちらも空いている席が無い…
席が無いならば仕方ないか…と諦めかけていたところ、
タイミング良く荷物を片付け始めた人を見つけ、席を確保!
両隣に人がいない席!ラッキー!
机も椅子もちょっと年季が入っている感じでしたが、
特に机は学校で使っていたような木製で、懐かしい気持ちになりました。
コンセントもあって嬉しい。
廊下にある席なので、閲覧室ほど静かではなく人の行き交いが多いものの、
読書や自習をするには十分静かで、久々に集中して本を読むことができました。
ついでにこのブログも図書館で書いたのですが、集中して一気に仕上げてしまった!!
吹き抜けが見える、開放感があっていい席でした。
また今後、読書したり自習したりしに来たいと思います。
大学の図書館や自習室にも行ってみたいけれど、外部の人でも入れるところってあるのかしら…?